🍖 551蓬莱の豚まんと焼売──大阪が守る“味と誇り”

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日村さんの番組で見た“あの豚まん”

昨夜の『サクサクヒムヒム☆推しの降る夜☆』(日本テレビ系)
「551蓬莱の豚まん」が紹介されていました。
日村勇紀さんが「大阪人のソウルフード」として語る姿に、
関東在住の私は思わず身を乗り出しました。

大阪といえば「お好み焼き」「たこ焼き」といった粉もん文化が真っ先に思い浮かびます。
けれど551蓬莱の豚まんは、それとはまったく違う“大阪のもう一つの顔”を映し出していました。

 

1日17万個売れる“家族の味”

551の豚まんは、1日で 17万個以上 売れる驚異の数字。
新大阪駅や伊丹空港の売店には行列ができ、紙箱を抱えて新幹線に乗り込む人の姿は、
大阪の名物風景です。

大阪人にとっては「旅行帰りに買って帰る」定番のおみやげ。
冷めても蒸し直せばふわふわに戻り、家庭の団らんを支える味になっています。

CMの名フレーズ「551のあるとき〜!ないとき〜!」も、
その日常感をユーモラスに表しています。
551蓬莱
👉 あるとき〜!ないとき〜!CM劇場(551蓬莱公式サイト)


豚まんだけじゃない!焼売の存在感

実は551では、焼売(しゅうまい) も大人気。

  • 一般的な焼売より大きめサイズ

  • 豚まんと同じくジューシーで玉ねぎの甘みが効いている

  • おかずにもおつまみにもぴったり

大阪では「豚まんと焼売をセットで買う」のが定番で、
ファンの中には「私は豚まん派」「いや、焼売派」と分かれるほど。

 東京に出店しない理由

「なぜ東京に来ないの?」と誰もが思うでしょう。
でもそこには551ならではの徹底したこだわりがありました。

  • 生地(ネタ)の鮮度が命
    工場で練った瞬間から発酵が始まり、150分以内に店舗で蒸さなければならない。
    東京までは時間がかかりすぎてしまうのです。

  • ブランドを守る姿勢
    「大阪で食べるからこそ551」という地元性がブランドの源泉。
    無理に全国展開して味やイメージが薄まるより、あえて大阪のソウルフードとして生きる道を選んでいます。


「美人豚まん」と職人の誇り

551には味だけでなく、形の美しさへのこだわりもあります。
職人がひだを均等に寄せ、ふっくらと仕上げた豚まんは「美人豚まん」と呼ばれます。

さらに5年に1度の「G-1グランプリ」では、豚まんを包む技術を競い合います。
約800人のスタッフの中から選ばれ、最終的に “超名人”の称号を得られるのはわずか6人
800人に6人──それだけ狭き門だからこそ、「美人豚まん」は誇りと憧れの象徴なのです。

味だけでなく、美しさまで守り抜く姿勢。
これもまた、551が“大阪の顔”であり続ける理由でしょう。


 横浜との対比──江戸清と崎陽軒

関東に目を向ければ、横浜中華街の「江戸清」のジャンボ豚まんが有名。
具材たっぷり、直径10cm超えのごちそう系です。
江戸清
  👉 江戸清公式サイト(ブタまん・中華まんの商品ページ)

さらに忘れてはならないのが、横浜のもう一つの顔、崎陽軒のシウマイ
冷めても美味しい工夫がされ、駅弁文化と共に歩んできたシウマイ弁当は、まさに“横浜のソウルフード”。

崎陽軒 
崎陽軒CM  


  大阪:豚まん&焼売(551蓬莱)

  横浜:ジャンボ豚まん(江戸清)&シウマイ(崎陽軒)

東西で「豚まんと焼売の二大文化」が見事に対比しているのです。


 本店でしか味わえない“あんまん”

さらに豆知識。
実は、**蓬莱本店でしか販売されていない“あんまん”**があります。
黒ごまあんをふんわり生地で包んだ特製の一品で、知る人ぞ知る幻の味。
大阪に足を運んだ人だけが体験できる特別なごほうびです。


 風情ごと味わうということ

食べ物は、ただ舌で味わうものではありません。

行列に並ぶ人々の表情、
紙箱を抱えて歩く姿、
包みを開けた瞬間に立ちのぼる湯気──。

551の豚まんや焼売は、その土地の空気ごと味わうものです。
横浜中華街の豚まんや崎陽軒のシウマイも同じ。
食べる場所、並ぶ風景、そのすべてが調味料になっている。

だからこそ「大阪に行ったら551」「横浜に行ったらシウマイや江戸清」という旅情が生まれるのでしょう。


 まとめ

551蓬莱の豚まんと焼売は、大阪の人々の暮らしと誇りを包み込んだ味。
東京に出店しないのは、味と文化を守るための選択。
その潔さが、むしろ「大阪に行って食べたい」と思わせてくれるのです。

食には味だけでなく、風情ごと味がある
「美人豚まん」に込められた職人の誇りも、「あんまん」という本店だけの特別も、
そして公式が届ける動画もまた、その土地ごとの息づかいを映し出しています。

次に大阪へ行くときは、ぜひあなた自身の体ごと、その空気ごと味わってみてください。

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551蓬莱の豚まん

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